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イノベーション教育プログラム
ビジネスクリエーションコース

2019年度春期 ビジネスモデル・デザイン

講義概要

この授業では、ビジネスモデルをデザインするための実践的な演習を行います。スタンフォード大学のd.schoolや実際の起業家で用いられている発想法を紹介します。なぜそれぞれの手法が有効であるかの理由について、適宜、解説を加える予定です。
事前に必要な文献を予習いただき、その理解を前提にクラスルームではワークショップやディスカッションに時間を割く予定です。商学研究科以外にもオープンにしているので、多様な視点から「理論と実践」を学ぶことができます。

講義の到達目標

・観察やインタビューによってビジネスアイデアを発想できるようになる
・アナロジーを用いてビジネスアイデアを発想できるようになる
・逆転の発想によってビジネスアイデアを発想できるようになる
・それぞれの手法が有効である理由を学術的な研究と照らし合わせて理解する

担当教員

  • 井上 達彦  

講義日程

春学期 (火)5時限
タイトル
第1回【ビジネスモデルとは何か】
ビジネスモデルとは何かについての理解を深めます。簡単な演習を設け、ビジネスモデルを評価するための軸を学びます。
第2回【分析・発想・試作・検証のサイクル】
分析と発想の違いを理解していただきます。デザインコンサルタントの提案事例から、戦略分析系のアプローチとデザイン発想系のアプローチの違いを感じ取ってください
第3回【チーム編成】
チームを編成します。お互いの強みを生かすような形で進めます。
第4回【フィールドワークにおけるブラケティング】
フィールドワークにおいては「あたりまえ」を疑い、バイアスを防ぐ必要があります。この授業でその方法として、社会学などで行われているブラケティングについて学びます。GW明けのチーム編成に向けて、観察の方法についても紹介します。
第5回【インタビュー】
インタビューの基本について授業を行います。インタラクティブな演習として、実際にクラス内で実践しながら、その方法と尋ね方などについて理解を深めます。授業後には、チームごとにインタビューを行っていただきます。
第6回【ビジネスモデル・キャンバス】
テキスト『模倣の経営学』に紹介されている企業の実例、ないしは受講生が調べた事例と共にビジネスモデル・キャンバスの説明を行います。
第7回【発表1:観察&インタビューの結果の発表】
観察やインタビューの結果からアイデアを発想し、発表していただきます。「困り事」や「あったらいいな」を見つけて、ビジネスに結びつくような気づきを紹介していただきます。時間が限られているのでロケットピッチでテンポよく回し、リアルタイムに相互評価する予定です。
第8回【逆転の発想】
競争戦略論の知見をもとに、逆転の発想について講義をします。見に演習を交えながら、自分自身で逆転のポジショニングや、ブルー・オーシャン戦略の価値曲線を描くための素養を身につけていただきます。授業後には、チームごとに逆転の発想でアイデア発想を行っていただきます。
第9回【未来予測とペルソナ分析】
事前に関心のある領域を意識していたき、未来予測の方法とペルソナ分析を行います。簡単な説明の後、授業中に試しに分析に取り掛かっていただくつもりです。
第10回【発表2:逆転の発表】
実際にチームで逆転の発想を行い、そこから出されたアイデアについて発表していただきます。時間が限られているのでロケットピッチでテンポよく回し、リアルタイムに相互評価する予定です。
第11回【アナロジー発想(遠い世界からの模倣)】
イノベーション論の知見をもとに、アナロジーの発想についての講義をします。インタラクティブに授業を行い、アナロジーから創造性が生まれる論理を理解してもらいます。授業後には、チームごとにアナロジーによってアイデア発想を行っていただきます。遠い世界(海外のビジネス、異業種、過去のビジネス)をベースとして「お手本」にして、ターゲットである自身の業界や市場にあてはめてください。
第12回【事例演習 アナロジー発想】
アナロジー発想は、その効力が絶大である一方で、すぐに習得するのが難しい面もあります。こちらで教材を準備しますので、実際に事例カードなどを用いて演習してみます。
第13回【発表3:アナロジー発想】
実際にチームでアナロジー発想をおこない、そこから出されたアイデアを発表していただきます。時間が限られているのでロケットピッチでテンポよく回し、リアルタイムに相互評価する予定です。
第14回【戦略的検証、仮説検証の方法】
これまで創造してきたアイデアをもとに、ビジネスモデルを試作していただきます。アイデアは、優れたものを1つ選んでいただいても結構ですし、複数を組み合わせていただいても結構です。この授業では、アイデアの良し悪しを評価するための理論を紹介すると同時に、実地調査するためのリーンスタートアップについて解説します。
第15回【プロトタイプ発表】
仮説検証まで到達したグループグループに発表してもらいます。該当グループが少ない場合は残りの時間に振り返りを行い、この授業でチームとして学んだ内容を整理します。

使用教室

未定

教科書

井上達彦『模倣の経営学増補改訂版』日経BP、2017年
井上達彦「ビジネスモデルを創造する発想法」『一橋ビジネスレビュー』(連載1回〜8回)2016年秋号〜2018年夏号

参考文献

オスターワルダー&ピニュール『ビジネスモデル・ジェネレーション』翔泳社、2012年
浜口隆則『起業の技術』かんき出版、2013年
ビル・オーレット『ビジネス・クリエーション』ダイヤモンド社、2014年
スティーブン・ブランク『アントレプレナーの教科書』翔泳社、2016年

成績評価方法

レポート80%発表と最終提案によって評価します。
グループ代表にコースナビ上にパワーポイントのファイルを提出していただきます。
平常点評価20%発言の量と質を評価します。
その他 知財や著作権について

・著作物を学生一人で創作した場合
⇒著作権者は創作を行った学生個人になると考えられます。

・著作物を複数の学生で創作した場合
⇒2人以上の者が共同して創作した著作物であって、その各人の寄与を分離して個別的に利用することができない場合には、「共同著作物」(著作権法第2条1項12号)となります。

 この共同著作物については、共同で創作に寄与した者全員が一つの著作物の著作者となります。
 ただ、「共同著作」が成立するためには、2人以上の者が「共同して創作した」といえる必要があり、各人の寄与が創作性のあるものでなければならない、とされています。例えば、単なる著作者の手足として参画している補助者や、企画を立てただけで、実際の創作には何ら関与していないような者は共同著作者とはならない、とされています。
 また、上記創作に、学生だけでなく教職員が寄与している場合には、法務課に個別に相談することになります。

シラバス

受講申込み方法

受講を希望される方は、以下の申込方法にて履修申請をお願いいたします。

◆早稲田大学 学生の方 
⇒ My WASEDAより科目登録スケジュールに沿ってWEB申請を行ってください。

◆早稲田大学 ポスドクの方 ※単位付与対象外です。
⇒ こちらよりWEB申請を行ってください。

D-DATaプログラム(データ関連人材育成プログラム)受講希望者の方は、次の通りD-DATaプログラム専用のアプリケーションフォームよりお申込みください。

◆早稲田大学 学生の方 
⇒ My WASEDAより科目登録 + D-DATaプログラム専用アプリケーションフォームより参加申込

◆その他(他大学性・ポスドク・社会人)
⇒ D-DATaプログラム専用アプリケーションフォームより参加申込

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